2008.9.28 関西ケアワーカー連絡会設立集会開催!
「届けよう、私たちの声!何とかしよう介護保険」
9月28日(日)、神戸市「あすてっぷKOBE」にて、関西ケアワーカー連絡会の設立集会が行われました。
シルバーボイスの合唱から始まり、兵庫県高齢者生協理事長足立明氏の開会挨拶、村田幸子さんの記念講演など、参加者をひきつける企画と共に、当日は、兵庫、大阪、和歌山、を中心に150人近くが参加し、設立集会は、大成功と共に設立を高らかに宣言しました。
村田幸子さん記念講演「誰もが安心して暮らせる社会をつくりたい」
在宅ケアの実現には、前向きな気持ちでいることの大切さや、「本人の強い意志」「家族の理解」「24時間の支援体制」が必要であることなどを、自身の病気の実体験を交えて話して下さいました。
また、サービスのあり方では、山口県の「夢の湖村」が取り組んでいる、本人の自立を促進するシステムを紹介し、その後の質疑応答では後見人制度について言及されました。
講演のあと、応援団からのメッセージ、設立宣言が行われ、連絡会事務局の和歌山高齢者生協の内田氏が、来年1月までに1万署名を集めきり、要請書を厚生労働大臣へ提出することを提起しました。
当日集まったカンパは、総額31,477円でした。連絡会事務局で管理し、有効に活用させていただきます。
設立集会へご参加いただいた皆様、真にありがとうございました。(連絡会事務局一同)
〈行動提起〉年内 1万署名を達成しよう!
関西ケアワーカー連絡会は、現場の声を厚生労働大臣に届ける取組みを行います。
現在の介護保険制度の矛盾、困難の声を届け、改善へ繋げるために、
①介護労働者が誇りを持って仕事ができるよう、公的研修制度の創設と、安定した 生活ができる水準の賃金が得られ、尚且つ利用者に負担がかからないよう、介護報酬を引き上げること
②利用者及び家族が地域で自立した生活が送れるよう介護の内容の見直しと、必要な介護の利用は、同居家族の有無に関わらず認めること
③後期高齢者医療制度を廃止し、年金・医療・福祉の社会保障制度を充実すること以上の三点を要請書として厚生労働大臣に届ける取り組みを行います。
行政を動かすのは皆さんの「声」、「想い」です。要請書への賛同に是非ともご協力をお願いします。
連絡会事務局団体連絡先
伊丹労協 社会福祉法人ヘルプ協会 | TEL 072-773-5606 |
労協センター事業団 関西事業本部 | TEL 06-4790-7171 |
兵庫県高齢者生活協同組合 | TEL 078-200-3933 |
和歌山高齢者生活協同組合 | TEL 073-432-7577 |
大阪高齢者生活協同組合 | TEL 06-6452-1160 |