2月1日は「フレイルの日」健康寿命を延ばそう

皆さまは「フレイル」という言葉をご存じでしょうか。
フレイルとは、日本老年医学会が提唱した概念で、Frailty(虚弱)という言葉から来ています。具体的には「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。

2月1日は「201」として、「フ(2)レ(0)イ(1)ル」と読む語呂合わせから、フレイルの概念、予防の重要性を多くの人に認識してもらい、健康長寿社会の実現を図ることを目的に一般社団法人スマートウエルネスコミュニティ協議会、日本老年学会、一般社団法人日本老年医学会、日本サルコペニア・フレイル学会の4団体により共同で制定されました。

「フレイル」と聞くと、「加齢のためだから元の健康状態には戻れない」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

フレイルは早くに対策を行えば元の健康な状態に戻る可能性が高いのです。日ごろから「フレイルとはどういった状態か」 「心身のどんな変化に気を付ければよいか」を正しく理解し、早くに対応することが大切です。

フレイル予防対策の「3つの柱」は、「栄養(食・口腔)」「運動」「社会参加」とされています。3つの柱を充実させることで、心身ともによい影響を与えることができます。

神戸市では、「今日からはじまる 神戸ではじめる 介護予防」のキャッチコピーをもとに、フレイル予防・フレイル改善に取り組んでいます。

詳しくは、ぜひこちらのパンフレットをご覧ください。→今日からはじめる、神戸ではじめるフレイル予防・フレイル改善(啓発パンフレット)

 

 

また、フレイル予防の三つの柱の一つ、「社会参加」ですが、神戸市では市内に居住する65歳以上の高齢者を対象に、「地域拠点型一般介護予防事業」として、地域福祉センター等で週に1回5時間程度の集まりを開催しています。

内容は、体操やレクリエーション、給食、専門職による介護予防講座等、地域によって特色があり、様々なメニューを提供しています。

ご利用の相談などは、まずはお住まいの地域を担当するあんしんすこやかセンターにご連絡ください。

詳しい内容は、神戸市の「地域拠点型一般介護予防事業」のサイトに掲載されています。
「地域拠点型一般介護予防事業」

また兵庫県高齢者生活協同組合では、神戸市より委託を受け、2021年11月現在、神戸市内18ヶ所で「地域拠点型一般介護予防事業」を運営しています。
兵庫県高齢者生活共同組合・地域拠点型一般介護予防事業

皆さまに楽しく元気にご利用頂けるよう、スタッフが日々工夫を凝らして充実した内容を提供できるよう、努めております。

皆さまがいつまでもいきいきと元気に在宅生活を続けられるよう、精一杯お手伝いさせて頂きます。

興味がある、やってみたいけど不安・・・という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

【お問い合わせ先】
お住まいの地域を担当するあんしんすこやかセンターにご連絡ください。