2008.7.3 奥須磨のブルーベリー畑
奥須磨のブルーベリー畑-地域とともに-
高齢者生協の森脇理事は、3年前から賛同者とともに奥須磨多井畑でブルーベリーづくりをはじめました。
もともと大きなヒマラヤ杉、クヌギ、ニレの木などが鬱蒼としていた土地を、神戸労協が伐採整地し、その土地の有効活用しようというのがきっかけでした。「最初は石だらけの土地がここまでになったのは、みんなで協力して取り組んだからなんやで」と森脇氏は語られます。
<5月30日収穫1ヶ月前>
ゆったりとした時間の中、畑の雑草を抜いたり、肥料として米ぬかを蒔く作業をしました。「ここにおったら一日ゆっくり作業したいわ」と森脇氏が言うとおり、とてもリラックスした中で作業は進みました。ブルーベリー以外にもアーモンドや柿、桑、梅、グミなど多様な植物が植わっており、途中、休憩の合間に野イチゴの実を食べました。1ヵ月後の収穫を待ちます。
<7月3日収穫の日>
梅雨の合間の良く晴れた日でした。
前回ぷちぷちと生っていた青い実は、赤紫色に色付き甘酸っぱい熟れた実に育っていました。
収穫の後は苗木に肥料を蒔きました。原料は米ぬかや豆腐カスなどを混ぜたもので、強烈な臭い。「美味いもんていうのはこういうもんのお陰で育つんやで」と森脇氏。この日参加した3人で1時間かけて作業しました。
「いつかはこれが事業化できるまでにしたいね」と皆で夢を語り合いました。