「人間らしく働き、地域・社会に貢献したい」
「人間らしく働き、地域・社会に貢献したい」
この願いかなえる「協同労働の協同組合法」制定へ
全党参加の「国会議員連盟」も発足、奮闘中
「市民・働く者が主体者となり、協同で仕事をおこす協同組合に法人格を与えてほしい」この願いを実現するために、「協同労働の協同組合法」の制定をめざして長年運動をすすめてきましたが、いよいよ「実現へあと一歩」のところまできています。
これまで、中央や関西などで「法制化を求める市民会議」がつくられ、運動をすすめてきました。この運動が実り、今年2月に全党派が参加する「国会議員連盟」が発足、百数十名に及ぶ衆参国会議員が参加し、秋の臨時国会での法制定めざして奮闘しています。また、地方議会でも政府に「速やかな法制定」を求めた意見書が次々と採択されています。
兵庫県でも、これまで「関西市民会議」に参加して運動をすすめてきましたが、法実現に向けてさらに運動を発展させるために、「ひょうご市民会議」の設立をめざして、高齢者生協や労働者協同組合が発起人となり、労働組合、NPO、障害者団体など多くの団体・個人に呼びかけ、準備がすすめられています。
「ひょうご市民会議」の設立は、法制定があと一歩という段階をむかえ、さらに運動を県下に広げ、発展させることをめざしたものです。また、法律が実現した暁には、この法律を活用して「人間らしく働きたい」という願いをもつ仲間が、協同して仕事を起していく、これを支援するセンターとしての役割を果たすことをも目標にしています。