篠山市郊外は公共交通機関が不便なため、高齢者や障害をお持ち方の移動を容易にするための「福祉輸送サービス」をおこなっています。
ご利用者のお一人おひとりの理解に務め、円滑なコミュニケーションで安心して利用していただけることをモットーに取り組んでいます。
事業所情報
- 名称
- 福祉移送サービスくろまめ
- 住所
- 〒669-2202 丹波篠山市東吹375-3
- 電話番号
- 079-590-2221
- 受付時間
- 8:00~16:00
- 休業日
- 日曜日、祭日、年末年始 ※日曜日、祭日、年末年始は予約のみ受付
- kuromame-sasayama@kourei-h.org
事業・活動情報
繋がり農園in Sasayama
「丹波の黒大豆づくりを一緒にやりませんか」
枝豆の収穫を終えたら、黒豆の手入れと来年の枝豆用畝作りが控えています。その合間に、玉葱とじゃが芋の栽培もしたいと考えています。
正月のおせち料理に欠かせない黒豆なので、何とか年内に収穫出来たらいいのですが、葉色が黄変し既に葉を取っている農家も見ますが、「繋がり農園」の枝豆は未だ緑の葉が多く少し成長が遅い気がします。葉は自然に落ちるのですが、農家の人は黒豆の取引価格が高い年内に出荷しようと葉落しも早目にされています。
黒豆が完成するのは昨年と同じ時期の年明けになるかも知れませんが、皮むきや袋詰め作業を行い、組合員や組合の事業所に届けます。
篠山支部 中村 眞人
(写真撮影:2020年12月27日 作業風景)
10月18日の黒大豆収穫体験ツアーでは、篠山支部以外から大勢の方が参加して頂き、楽しく作業を体験してもらえました。皆さん、普段やらない作業なのでちょっとしんどかったのでは?と心配も…。農業体験ご苦労様でした。そして帰途での交通渋滞(この時期は山の黒豆や栗を求めて方々から車で来られる)で更に疲れが重なったことと思います。本当にお疲れ様でした。
篠山支部 中村 眞人
【参加者】
・1歳~80歳代の有志29人(うち幼児3人)
・参加者の自家用車4台と組合車輛1台で乗り合わせて現地へ。
【スケジュール】
・08:30 長田事業所集合し検温、集金。車中はマスク着用でこまめな換気。
・09:45 現地到着後、収穫班、葉落とし・仕分班、調理班に分かれて作業。
・12:00 昼食は弁当と湯がきたての枝豆と栗も。
・15:00 作業終了、お土産をもらって解散。高速乗口「丹南篠山口」までひどく渋滞。(乗口まで最大2時間)
【収穫内容】
・枝付枝豆:64束
・さや枝豆:31袋
(写真撮影:2020年10月18日 作業風景)
今年は苗移植と種子育苗の二通りの栽培法で黒豆を作ります。成長段階に応じた追肥、消毒や土寄せをします。農協が出している黒豆栽培計画表と農家の方の意見を参考に苗の成長と天候によって作業の時期を決めます。毎日毎日が観察と圃場作業の繰り返し。肥料、薬剤の種類も多く用途と分量を理解の上で自分の圃場に合ったものを選択します。
上の写真は苗の植付までの準備を済ませた圃場と、セルロイドトレーで育苗中の種子の発芽模様です。
篠山支部 中村 眞人
(写真撮影:2019年3月)
昨年よりは手間も掛けているせいか、畝の状態は綺麗ですが、長雨のせいか茎長が長く葉の大きさが小さい気がします。
今朝花びらを見つけました。来年はもっと土作りに力を入れていきたいと同時に種子作りに重きを置きたいと思っています。
篠山支部 中村 眞人
(撮影:2020年8月11日)
今年は度々畑へ出向き葉や畝の観察や世話ができた。ベテラン農家に聞くと「葉や茎の色や土壌の乾き具合などを見て必要な薬や追肥、潅水をしとるんや」と。
栽培歴一年目の私には真似できない観察力である。
今年は農機具を購入するにあたり専門の方からのアドバイスを聞く機会に恵まれた。試行錯誤の毎日と言っても過言ではない。
お陰で畝の状態は昨年より良いように思うが肝心の豆の出来は納得いくものではない。
篠山支部 中村 眞人
(撮影:2020年9月10日)
2019年10月、篠山支部でつくった黒大豆枝豆を、神戸から組合員数名が訪れ一緒に収穫し、その場で調理して食べました。
黒大豆づくりは、4月頃にやる土壌づくりからはじまり苗植えと肥料まき、雨風から葉を守るロープ張り、草抜きに大きく育てるための間引き、水やりなど時期によって多くの作業があります。
普段の福祉移送の仕事の合間を縫って、コツコツと畑作業をしています。この作業をたくさんの組合員の方々と一緒にすることが私の楽しみです。
篠山支部 中村 眞人